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学生アンバサダーが渋谷ヒカリエで登壇!約5ヶ月にわたるプロジェクトの『報告会』&『お披露目会』に密着【DAY-6】

こんにちは!カボニュースタジオです。
これまでカボニューでは、三重・桑名と東京・渋谷の学生アンバサダーたちが放置竹林の問題と向き合い、竹を使った商品開発に向けて活用方法やその可能性を学びながら、熱心に取り組んでいる様子を追いかけてきました。
今回はその第6弾! 11月9日(木)、11日(土)に行われたプロジェクト報告会の様子を中心にお伝えいたします。こちらは渋谷ヒカリエホールをメイン会場として行われたSOCIAL INNOVATION WEEK(以下SIW)のプログラムとして行われました。
約5ヶ月にわたる学生アンバサダープロジェクトの集大成をぜひ、ご覧ください!

渋谷ヒカリエにカボニュー学生アンバサダーが登壇!

SIWは、11月6日(月)〜12日(日)に渋谷で開催された「多様で多視点なアイデアに出会い、新たなアクションにつなげるソーシャルイノベーションの祭典」です。
オフラインとオンラインのハイブリッド型で実施され、注目の若手クリエイターや現役高校生によるトークイベント、ワークショップ、体験型のイベントや展示会などを通して、新たな発見とアイデアに触れる機会を創出するというもの。そのイベントに、カボニュー学生アンバサダープロジェクトも2日間にわたって参加させていただくことに。

▼SOCIAL INNOVATION WEEK

11月9日(木)、これまでカボニュー学生アンバサダープロジェクトとしてどのような活動をしてきたのか、活動を通して何を感じてきたのかなどを多くの皆さんに向けて発表する機会をいただきました。

登壇者は学生アンバサダープロジェクトを代表して左から、アートディレクターの田口博基さん、宮地杏奈さん、高田梨央さん、コーディネーターの鏡晋吾さん

最初に鏡さんから、このプロジェクトが立ち上がった経緯についての説明がありました。「三重県桑名市には、放置竹林の問題解決に取り組む『桑名竹取物語事業化協議会』がありますが、若い人に目を向けてもらい、活動に参加する人を増やしたいという課題を抱えています。一方、渋谷では学生を中心とした学生主導の『渋谷新聞』があります。カボニューではその2つのコミュニティをマッチングさせて、放置竹林のことを “ 知って・体験して・伝える ” 役割としての学生アンバサダーを募集しました。」

▼三重県桑名市の放置竹林の問題についてはこちらをご覧ください

この日に至るまでの5回にわたる活動内容は、学生アンバサダーの宮地杏奈さん(以下杏奈さん)から紹介。「放置竹林について学ぶまでは、自然災害や獣害などを引き起こす要因になりえることを知らなかったので、プロジェクトを通して問題意識を持つことができたことが良かった。」また、「渋谷キャストで行われたイベントでは、実際にエッセンシャルオイルの商品販売を手伝えたことや香りの調合の仕方などを体験できたことが印象に残っている」と語ってくれました。
 
この後、これまで秘密にしていたエシカルコスメのブランド名や、パッケージデザイン、香りなどについて高田梨央さん(以下梨央さん)から発表が!

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香り:ハーバル・ウッディ
ブランド名:TaKeNOU(たけのう)
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このネーミングのテーマは「竹で整う」。放置した竹林を整備する「整う」という意味と、肌を優しく「整える」という2つの意味が重なっています。

続いて、商品のパッケージデザインについてアートディレクターの田口さんから説明いただくことに。「学生=ポップなデザインではなく、性別・年齢問わず使ってもらえるようにシックでかっこいいデザインにしたいということが、学生アンバサダーの皆さんの議論を通して伝わってきました。そのため詰め込む要素は最小限に。「竹」という文字をシンプルな形に落とし込み、竹林をイメージしてそれらを並べたものをパターン化。パッケージの模様に採用しています。」

最後に学生アンバサダーの二人からこのプロジェクトに参加して感じたことについて。
 
―――梨央さん

元々、環境問題に関心があり、何かできることはないかと考えていました。これまでは、外国の熱帯林などに目を向けがちでしたが、今回プロジェクトに参加したことで日本の「竹」が抱えている放置竹林の問題に目を向けることができました。また、関心のある環境問題に対して、自分が大好きな「コスメ」が役に立つのでは?解決につながるのでは?と気づけたことがとても嬉しかったし、貴重な体験でした。

―――杏奈さん

多くの人にとって環境問題は難しく捉えられがちなテーマだと思っています。しかし、今回のプロジェクトでは、みんなにとっても「身近」に感じることのできるコスメを通して、環境問題に向き合えたと思っていて!何か問題を解決したいと思ったときに、そこには“面白さ”や“楽しさ”がないと人を巻き込むことが難しいのではないかと考えています。その観点からも、今回のプロジェクトは私たちだけでなく、さまざまな人にとっても環境問題と向き合うきっかけになったのではないのかと思います。

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エシカルコスメの原料を作るところからみんなで一緒に協力し、放置竹林の問題と向き合った約5ヶ月間の取り組みを振り返る素晴らしい報告会でした。杏奈さん、梨央さん、田口さん、鏡さんありがとうございました!
 
ここからは11日(土)に同イベントでブース出展したお披露目会の模様を紹介します。


渋谷ヒカリエで『TaKeNOU』がお披露目&プレゼントも!

SIWのメイン会場である渋谷ヒカリエホールには多くのブースが出展。パネル展示だけでなく、実際に体験できるコンテンツもたくさんありました。

期間中はテーマを変えながら、さまざまな登壇者が登場し、イベント会場を盛り上げます。

カボニュー学生アンバサダープロジェクトは11月9日(木)の報告会に引き続き、11日(土)にもSIWに登場。ブースを出展させていただきました。その中で、本プロジェクトを通して商品開発されたエシカルコスメ『TaKeNOU』をお披露目することに。

参加者は、学生アンバサダープロジェクトを代表して左から、
磯野アサさん、藤本一輝さん、大野宰さん、山口拳生さん、野嵜遥香さん

当日は桑名と渋谷から5名の学生アンバサダーが参加。ブースにご来場いただいた方々に三重県桑名市の放置竹林が抱える課題や、学生アンバサダープロジェクトの活動内容、エシカルコスメ『TaKeNOU』などの紹介をさせていただきました。

約5ヶ月にわたるプロジェクトの中で開発されたエシカルコスメ『TaKeNOU』をできるだけ多くの人に知ってもらい、使っていただきたい!そんな想いが学生アンバサダーの真剣な表情からも伝わります。

『TaKeNOU』が自然由来の成分でできていることにも触れながら商品の魅力を説明
三重県桑名市がどんなところなのか、特産品や地域的特徴などを交えながら伝えます
学生アンバサダーのこれまでの取り組みをパネルを使って紹介

ご来場いただいた方には、学生アンバサダーから商品開発や活動に関する説明を聞いていただき、アンケートにもご協力いただきました。さらに、SNSでイベントを告知してくださった方全員に、エシカルコスメ『TaKeNOU』をプレゼント。

いい取り組みですね、これからも続けてください!という声も多数いただきいました

皆さまに回答いただいたアンケート結果は今後のカボニューの活動の参考にさせていただきます。ご協力、ありがとうございました!
 
また、ご来場いただいた方に向けて、活動をPRしてくれた学生アンバサダーの皆さんも本当にお疲れさまでした!


いかがでしたか。
今回のDAY6レポートでは学生アンバサダープロジェクトの活動を締め括る報告会&商品お披露目会の模様を紹介いたしました。長かったようであっという間だった約5ヶ月間。学生アンバサダー、一人ひとりの考え方や取り組む姿勢が徐々に変わっていく様子を近くで見ることができました。

▼学生アンバサダープロジェクトのこれまでの取り組みはこちら👇

今回の第一弾に当たる学生アンバサダープロジェクトの取り組みはDAY6で一度区切りとなりますが、終わりではありません!ここをスタートとし、これからも地域の環境課題に目を向け、サポートしていきたいと思います。
 
12月には今回の番外編がnoteで公開しますので、そちらもお楽しみに!


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