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竹でエシカルコスメをつくろう!三重・桑名と東京・渋谷の学生がコラボ!カボニューアンバサダープロジェクト【DAY-1】

こんにちは!カボニュースタジオです。
私たちが以前、放置竹林問題についてお話を伺ったことがある三重・桑名と東京・渋谷で、何やら面白い取り組みが始まるようです。

このプロジェクト、両地域の学生が交流を図りながら、実際に桑名市に赴き、放置竹林問題について学び、最終的には竹を使った商品開発までやってみよう!というもの。11月まで続くこの取り組みがどのような過程を経ながら、商品開発をしていくのかを追いかけていきたいと思います!


“はじめまして”の仲間たち

6月25日(日)、プロジェクトをサポートする事務局として桑名市役所の方々や、桑名竹取物語事業化協議会、ボタニカルファクトリーの黒木さん、渋谷新聞さん、カボニューチームが参加。主役となる学生メンバー含め、オンライン上でこの日が初対面です。ここから数ヶ月、放置竹林の問題に向き合い、一緒に学んで、モノづくりしていく仲間たちは、どんな人たちで、何を想い、このプロジェクトに参加したのでしょうか?

桑名側の学生メンバーは7人、渋谷側の学生メンバーは7人、計14名が参加してくれました。

―学生メンバーに聞く!プロジェクト参加理由―
・同年代の人たちに放置竹林の問題を知ってほしい
・桑名に住んでいるからこそ、放置竹林は身近な問題。だから、自分たちで解決したい
・環境問題に対して、何かしてみたかった
・桑名が大好だからこそ、この問題を一緒に考えたい
・サステナブルコスメアワードの学生審査員などもつとめているのでその知見を活かしたい
・商品開発がおもしろそう
など、地元への愛情や、環境問題に対して何かしたい!という強い気持ち、竹でどんなものができるのか?というワクワク感が言葉から伝わってきました。大好きな場所は、自分たちの手で守っていきたい!そう考えるのはみんな一緒ですよね。

カボニューアンバサダープロジェクト
環境問題を“自分ごと”として捉え、みんなと考える

このプロジェクトは、カボニューの想いに共感してくれた仲間たちが“アンバサダー”となって「私と地球にいいこと」を一緒に広めていくというもの。これまでのカボニューの活動を通してつながった「桑名市」「放置竹林問題」。桑名の竹についてディスカションする機会があった「渋谷新聞」の学生のみなさん。その両地域の学生で何かできないか?と考え、実現したものです。学生ならではの着眼点と、発信力が地域の課題解決の一助になってほしい、という願いがこめられています。

学生メンバーたちには、アンバサダーとなってもらい、
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○ 情報と体験を通じて、自分で考える
○ 得られた情報や体験はどんどん発信する
○ 受け身ではなく、対話を心がける
○ 自分と異なる意見も尊重し、建設的に議論する
○ 取り組む仲間をどうやって増やせるかを意識する

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という、行動目標が与えられました。

まずは、桑名のことを知ってほしい

続いては、参加してくれた学生メンバーに向けて、桑名市農林水産課 稲田さんから桑名についての説明が。人口が減っている中、放置竹林が増えていること、それによる害獣被害や土砂崩れなどが起こっていること、放置竹林を引き起こした要因、「桑名竹取プロジェクト」が始動した経緯など、わかりやすくお話していただきました。

桑名市内にある約660haの竹林のうち、放置竹林は約600ha。タケノコ畑は約1割で、9割は放置竹林が占めているなんて、皆さんご存知でしたか?
こちらについては以前、カボニューでも取材をしているので、ぜひご覧ください!

○桑名市の放置竹林問題についてはこちら👇

○本プロジェクトに参加している学生メンバーも登場!実際の放置竹林の状況はこちら👇

商品開発ってどう進めるんだろう?

画像は<https://botanical.co.jp/workshop/>よりお借りしております

このプロジェクトの一つの鍵が「商品開発」です。
学生メンバーが安心して商品開発に携われるようにアドバイザーとして、ボタニカルファクトリーの黒木さんが参加してくださっています。

▼ボタニカルファクトリー

黒木さんからは、廃校をモノづくりの場としての化粧品工場にしていることや、エシカルという言葉やエシカルな商品につけられるマークについて、コスメ業界の3R(Reduce:リデュース/Recycle:リサイクル/Reuse:リユース)、開発事例などをご説明いただき、最後にはなんと、化粧品の構造や流通のお話までも!大人でも難しい話でしたが、「自分たちがここに携わることができるんだ!」「大人の世界って楽しそう」という想いが、学生メンバーのキラキラした眼差しから伝わってきました。

次回までの宿題は、これだ!

2時間のキックオフもいよいよ大詰め。最後の10分では宿題が発表されました。

【竹を使ったコスメ】

Q1.誰をターゲットに開発したいか?
Q2.どんな商品を作ってみたいか?

いきなりテーマを振られ、悩む表情を見せつつも、その場で考えを発表してくれる学生メンバーもいました。

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<Q1.誰をターゲットに開発したいか?>

・自分と同じ年代に絞りたいけど、エシカル商品は金額も高めになりがちなので、50代くらいの男女に向けたい
・同年代に向けて開発したい
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<Q2.どんな商品を作ってみたいか?>

・男女関係なく使えるものがいいので、シャンプーやヘアクリーム
・化粧水を使わないのでハンドクリーム
―――――――――――――――――――――
これは、ほんの一部です!

続きは、7月に宿題発表の場があるので、その時に報告したいと思います。

今回の第1 回目はプロジェクトのキックオフでしたが、みんなが集まってディスカッションしたり、体験する機会は全6回を予定しています。カボニュースタジオでは、11月の商品お披露目まで密着してレポートしていきますので、乞うご期待!

次回は、オンラインではなく桑名で開催!リアル対面でのディスカッションを実施する予定なので、お楽しみに〜😊


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