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おもちゃがトレイに?キッズカボニストがマクドナルドでリサイクル体験!

子どもたちにとってマクドナルドの楽しみといえば、ハッピーセットのおもちゃ。

人気のキャラクターとコラボしたおもちゃや、最近では図鑑や絵本も登場。袋を開けるまで何が入っているか分からないというのも、ドキドキワクワクさせてくれますよね。

子どものハートを鷲づかみするハッピーセットですが、マクドナルドにお世話になっているパパとママなら、きっと一度は思ったことがあるはず。

「おもちゃ、家にいっぱいあるんだよな…」

ハッピーセットのおもちゃリサイクルは、そんなママやパパの声から生まれたプロジェクトなんです。

マクドナルドの「おもちゃリサイクル」って?

マクドナルドでは年間1億食のハッピーセットを販売。毎回子どもだけでなく大人からも注目を集めているハッピーセットのおもちゃですが、気が付くと家の中がたちまちおもちゃだらけに…。

そこでマクドナルドでは、遊ばなくなったハッピーセットのおもちゃを全国のマクドナルド店舗で回収し、リサイクルするおもちゃリサイクルプロジェクトをスタートしました。

3年間で回収したおもちゃの数は1,045万個!回収したおもちゃは、みどりのトレイに生まれ変わり、マクドナルドの店舗で使われています。

「自分が持っていたおもちゃが、具体的にどのようなものに生まれ変わるのかを知ることで、リサイクルを身近に感じてほしい」

ハッピーセットのおもちゃリサイクルには、マクドナルドのメッセージが込められています。

キッズカボニストがおもちゃリサイクルを体験!

マクドナルドの“地球にいいアクション”を体験してみたい!

ということで今回、キッズカボニスト姉妹のあんなちゃん(8歳)、ひなのちゃん(4歳)がマクドナルドに潜入!実際にリサイクルボックスにおもちゃを入れる体験をし、おもちゃリサイクルについてのインタビューも行いました。

左 あんなちゃん(8歳)右 ひなのちゃん(4歳)

STEP1ボックスに入れるおもちゃを選んで、分別しよう!

お家にいっぱいあるハッピーセットのおもちゃの中から、「もう遊ばなくなったな」「バイバイしてもいいかな」というものを選んできてくれた二人。

パパ「おもちゃ箱から出したり入れたり、選ぶのに二週間くらいかかりました(笑)」

いざ手放すとなると「やっぱりまだ遊ぶかもしれないな」って悩んじゃう気持ち、大人にもわかる気がします。

STEP2 ボックスに入れよう!

選んだおもちゃを、いざリサイクルボックスへ!

「おもちゃ、バイバイ」「ありがとう!」

おもちゃにお別れと感謝の気持ちを、しっかりと伝えてくれました。

ボックスにおもちゃを入れるまでは、少し迷う気持ちが見え隠れしていた二人。
「リサイクルボックスに入れた気持ちはどう?」と聞いてみました。

あんなちゃん「いつも一緒に遊んでたおもちゃが、またみんなのために使われるってうれしい。おもちゃは、みんなが笑顔に、うれしくなるためにあるでしょ?」

大事なおもちゃとお別れしたけれど、トレイに生まれ変わって、今度はみんなの役に立つ―。
マクドナルドがおもちゃリサイクルを通して伝えたいこと、その想いがまっすぐ、ナチュラルにあんなちゃんの心に届いているのを感じました。

おもちゃリサイクルのストーリーは、モノを大切にする気持ちやリサイクルを学ぶだけでなく、子どもの想像力や感性を育むきっかけにもつながりそうですね。

STEP3 生まれ変わったものに触れよう!

みどりのトレイには「ぼくはハッピーセットのオモチャから、うまれたよ!」のメッセージと
スマイルマークが刻まれています。

生まれ変わったトレイに興味を持ったあんなちゃん。ここである疑問が浮かびます。

「おもちゃは、どうやってトレイになるの?」

教えてくれたのは、日本マクドナルド広報部の石黒さん

石黒さん「回収したおもちゃは、工場へ運ばれて細かく砕かれます。そこから、軽いものや金属を取り除いたり、素材ごとに分けています。そして、トレイの材料になる「ペレット」を作って、その材料を、溶かしてトレイの型に流して固めているんだよ。」

※みどりのトレイは、ハッピーセットのおもちゃでできたリサイクル樹脂を10%程度含みます。※イラストは子どもたちに分かりやすく伝えるための比喩表現です。実際のリサイクル工程とは異なる部分があります。

あんなちゃん「トレイがみどり色なのはどうして?地球と同じ色って感じがするね。」

石黒さん「そうだね、みどりって地球にやさしいイメージがあるよね。

マクドナルドのトレイは、“ちゃいろ”と“みどり”があって、“ちゃいろ※”はふつうのトレイで、“みどり”がおもちゃリサイクルのトレイなの。

ひと目見て、分かってもらえるように色を変えているんだよ。」

※ちゃいろのトレイもリサイクル材を使っています。

パパ「リサイクルって、回収した後それが何になるのか見えないことが多い気がしていて。

ハッピーセットのおもちゃリサイクルは、『おもちゃがこれ(トレイ)になったんだ!』とひと目見て分かるから、ちゃんとリサイクルされた実感を持てますね。」

石黒さん「子どもに分かりやすいよう『目に見えるかたち』にこだわりました。どんなモノに生まれ変わるのか、その先をイメージできると、リサイクルを身近に感じ、やってみたい気持ちが生まれやすくなりますよね。」

今後も広がるサステナブルな取り組み

日本マクドナルドは2025年末までに、ハッピーセットのおもちゃをプラスチック製からサステイナブルな素材にシフトしていくことを目標に掲げているそうです。2018年からは、プラスチック使用量削減(リデュース)の一環として、おもちゃの選択肢に絵本や図鑑も加わりました。

2022年2月からは、横浜エリアの一部店舗で紙ストローと木製カトラリーを導入し、今は神奈川県と京都府の店舗に拡大。全国展開された場合には年間900トンのプラスチックが削減できる見込みだそうです。

石黒さん「SDGsというワードをよく聞くようになったけど、何をすればいいのか分からない方も多いと思うんです。

『なんでリサイクルするの?』『どうしてモノを大切にしなきゃいけないの?』ハッピーセットのおもちゃリサイクルが、そんな親子の会話のきっかけになればうれしいです。

マクドナルドとしてできる環境のための取り組みがないか、おもちゃリサイクルの次なる展開も考えていきたいですね。」

「おもちゃが生まれ変わって、みんなの役に立つ」というストーリーは、モノが社会の中で循環していくことを、肌で感じることができる貴重な体験。きっと子どもが成長しても大切な価値観として残るのではないでしょうか。
ぜひ、お子さんと一緒に「おもちゃリサイクルボックス」を体験してみてくださいね。


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