はじめての電気自動車(EV)体験
はじめまして、カボニュースタジオのスタッフDです。
これまで環境に関する問題についてあまり“自分事”として意識できていませんでしたが、カボニューの運営を通じて、いろんな方がいろんな方法で環境への配慮や取り組みをされていることなどを知り、ちょっとずつ身近な問題に感じつつあります。
昭和生まれの40代である私は若いころから車が好きで、子どもが生まれる前はよくディーラーに行っては気になる車に試乗しておりました。
これまで乗ってきた車は、ハイブリッド車でもないガソリン車ばかりで、スポーツタイプのものが中心でした。そんな私も、カボニュースタジオのスタッフとして、日々いろんな情報に触れる中で、「いつまでも『ボクサーエンジンがやっぱりいいよね』などと言っていては時代錯誤なオッサンになってしまう…」「車に乗るなら環境への影響も気にした方がいいのだろうな…」と考えるようになりました。
そこで、来るべき電気自動車(EV。走行時に二酸化炭素や窒素酸化物を出さないことが特徴 )の時代に向けて、自宅近くにあるディーラーで、はじめてのEVを体験してきました。
EV と初対面
ディーラーにお邪魔して「EV に乗ってみたいんです!」と伝えると、「すぐにご試乗いただけますよ」とご案内くださいました。
実車と対面し、まずボンネットをあけると、見慣れたエンジンルームのごちゃごちゃ感がなく、大きなモーターがありました。そして給油口はなくフロント部分に充電する口があるだけ。全体的にガソリン車に比べてスッキリとした印象です。
そして、一通り外観を見せてもらった後に、運転席へ。
ブレーキを踏みながら電源ボタンを押してみると、エンジンがかかるのではなく、静かなまま電源が「オン」となり、インパネにメーター類が表示される。クルマというより家電みたいですね(笑)
さて、いよいよ試乗です。
実際に車を走らせてみた
車の走り始めは、ハイブリッド車と同じく静かな滑りだし。ふむふむ。
そこからディーラーの人に促されてアクセルを踏んでみると、「むむむ!加速がすごいじゃないですか!!」(※注:ちゃんと速度制限内です)
ディーラーの方いわく、「3.5ℓエンジンと同じくらいのトルク」なんだそう。そりゃ加速がすごいわけです。そしてエンジンの回転数が上がるにつれてだんだんと加速が増すガソリン車と違い、最初からほぼ同じ勢いで加速しつづけるのがEV の特長。そしてモーター音も静かなままなので、スピードが出ている感覚があまりない、という不思議な印象でした。
さらにカーブを曲がるときなど安定感があったのですが、聞けば「床一面に重量物であるリチウム電池が配置されており、重心が下の方にあるので安定感がある」とのこと。これは走り重視のクルマ好きの方にも好感触なポイントではないでしょうか。
クルマは好印象! ところで…
まさに百聞は一見にしかず。
やはり実際に試乗してみないとクルマの感触は分からないですね。
ところで、「維持費はどのくらい?」「フル充電でどのくらい走れる?」など、気になることも。
ていうか、「そもそも自分にこれ買えるんやったっけ?」