【「地球にやさしいワザ」応募のヒントあり!】サイエンスエンターテイナー・五十嵐美樹さんが特別ゲストで登場した2/23(木・祝)開催のオンラインフェスレポート
こんにちはカボニュースタジオです。
今回は、サイエンスエンターテイナー五十嵐美樹さんが特別ゲストとして登場した「地球号クエスト」オンラインフェスのイベントレポートをお届け!!
2/28(火)に応募締切となる「地球にやさしいワザ」の見つけ方も教えちゃいます!投稿したい!投稿したいけど思いつかない…!と思っている人は是非、このレポートをチェックしてみてください。もちろん、イベントの中で行われた2つの実験も詳しくご紹介します。
普段の暮らしの中からヒントを見つけて、楽しく地球にいいことを考える
2/23(木・祝)、「地球号オンラインフェス」が開催。カボニュースタジオも現地で、ドキドキ&ワクワクの実験の様子を覗かせていただきました。
■地球号とは?
これからも地球が住みやすい星であるために活動を続けている「地球号」。
現在、地球号では、小学生の皆さまから「地球にやさしいワザ」を大募集しています。ご応募いただいた方には、小学生クルーになっていただき、特設サイト内でワザを紹介したり、オンラインでためられる地球号クルーバッジをもらえたり、さらには、クイズ番組で活躍中の鶴崎修功(ひさのり)さんに会えるイベントに抽選で参加できたり!ワクワクする企画が盛りだくさんです。
詳しくはこちら👇
今回のイベントは、特別ゲストとして登場してくださる五十嵐さんからも「地球にやさしいワザ」を見つけるためのヒントをいただこう!というもの。締め切り間近ですが、まだ探し足りない!もっと投稿したい!という人にはもってこいの企画。
ーーイベントの冒頭
「地球にやさしいワザ」がたくさん集まることで、それを見た人が「すごい!」「自分もやってみようかな?」という気持ちになるかもしれません。すると、地球はどんどんキレイになり、ステキな星になっていくのではないでしょうか。だからこそ、皆さんが思いついたワザを教えてください!と、カボニュー、そして学研の想いが伝えられました。
また、オンラインイベントを楽しむためにzoom(ビデオコミュニケーションツール)での手の挙げ方や、チャットの使い方なども説明。参加されている小学生の皆さんがオンラインでも十分楽しめるように司会の西根さん、川口さんが質問を投げかけたりしながら一体感を出していきます!
今回参加してくれた小学生の皆さんの中には、すでにワザを投稿して地球号のクルーになっているお子さまもいるようです!みんな、ありがとう〜!!
これまでにどんなワザの応募があったのか、改めてご紹介しましょう。
さあ・・・、
いよいよ本日のメインコンテンツ!サイエンスエンターテイナー五十嵐美樹さんの登場です!
――五十嵐さん
「地球号クエスト」にこれまで投稿されたワザを見ました!なんだかプラスチックに関する投稿が多いな?と思ったので、今日はプラスチックに関する化学実験をしたいと思います。皆さん自身も研究者になったつもりで一緒にやっていきましょう。
みんなで、レッツサイエンス!
みんなで心を一つにするための「レッツサイエンス」!という合言葉と共に実験開始。
【プラスチックに関する実験】
「ペットボトルにはキャップやラベルがくっついていて、3つに分けることができます。目の前の大きな水槽に入っている水の中にこれらを入れた時に、どれが浮くと思いますか?浮くと思う番号をチャットに送ってね!」と五十嵐さん。
チャットには予想した番号がどんどんあげられていきます。
みんな一所懸命考えてくれていますね!
一つひとつ丁寧に水の中に入れていき、沈むもの、浮くものが発表。
見事、番号を当てた小学生の皆さんには大きな拍手が贈られ、チャット欄は大盛り上がり!
さらに、五十嵐さんはおうちにあったフックやタッパー、お弁当のカップ、スマホケースなどのプラスチックを持参!その中でどれが浮くのか、実験していきます。
先ほどと同じように、浮くと思う番号をチャットに送ってもらいます。小学生の皆さんの予想は「全部浮く」「全部沈む」など、さまざま。
五十嵐さんは予想を見ながら、「化学の実験では、想像したり、予想したりすることがとっても大事なんですよ」とコメント。
どんなことでもイメージするって大切なんですね。
今回も五十嵐さんと一緒に実験を通して、沈むもの、浮くものが発表。
またまた、当たった小学生の皆さんに大きな拍手が贈られます。
ここからは、小学生の皆さん自身が研究者になって、桶や洗面台にお水をたっぷりはり、おうちの中にあるプラスチックを探して入れてみることに。「 何が浮いて、何が沈んだのかをチャットで教えてください!」と五十嵐さんからお題が出されました。
「お風呂にあるシャンプーのボトル、沈みました!」
「ボール、浮いたよ」
「定規は沈んで、分度器は浮いた!」
「歯ブラシ、プカプカ浮いた」
「トランプ、浮きました」
「おもちゃが入っていたカプセル、浮いたよ」
など、小学生の皆さんからの実験報告は途切れることなくチャット欄に。
この実験を通して、身の回りにあるプラスチックが意外と多いということを知ってもらうきっかけになったのではないでしょうか。
その後は、どういうものが浮いて、どういうものが沈むのかを各自で考える 時間に。チャット欄には、「軽いものが浮いて、重いものが沈む」という意見が多くあげられました。そこで、約1000gパイナップルと約10gぶどうを使って先ほどと同じような実験をしてみることに。
するとどうでしょう、パイナップルは浮き、ぶどうが沈みました!
これには、重さではなく「密度」が関係しているそう。同じ体積にした時に、どのくらいギュッとしているかで決まり、その密度がお水よりも大きければ沈むし、小さければ浮く、と五十嵐さんが解説してくれました。
続けて、「最初に行ったペットボトルの実験で3つに分けた、ボトル、ラベル、キャップはどうして同じ素材で作らないんだと思う?」と五十嵐さん。ここでも小学生の皆さんに考える時間が与えられます。
その答えは・・・。
ボトルに直接印刷してしまうと、リサイクルする際にそのインクを取る必要が出るのですが、もし除去できなかった場合にはリサイクルできなくなります。そのため、ラベルに印刷して、捨てる時に取り外せるようにしているのだとか!
そしてキャップは中の液体が漏れないような素材を使用し、こちらも取り外せるように。それぞれ役割があって別の素材を使い、リサイクルしやすいように作っているそう。
「ペットボトルのリサイクルといえば、ちゃんとラベルとボトルとキャップを分別して、潰してから捨てていますか?ちゃんと潰して捨てていないと、ゴミ収集車で一回に運べる量は減り、その分、収集の回数も、その時に排出される二酸化炭素の量も増えるため環境に優しくないんですよ」と五十嵐さん。
化学を通して環境のことも考えられる、授業では習っていなくても、こういう形で学べるって楽しくてとってもいいですね。
2つ目の実験は、化学の力を使ってリサイクルする方法を考えてみるというもの。
【リモネンで風船は割れるのか実験】
「風船の周りの部分は何でできていると思いますか?
答えは“ゴム”です!
そして、このゴムを溶かす溶液があることをご存知ですか?その液体の正体は、レモンの皮を絞った時に出てくる「リモネン」です。
ゴムを溶かすことのできるリモネンを風船に塗ったらどうなるのでしょうか」という五十嵐さんからの質問に、小学生の皆さんからは
「爆発」
「割れる」
「バーン」
など、さまざまな予想が出てきました。
さっそく実験開始!
この実験に参加することになったカボニューメンバーは風船を持ちながら後退り。風船はどうなってしまうのでしょうか…!!!(ドキドキドキドキ)
割れましたね〜。
見事な割れっぷりにチャットは大盛り上がり!
でも、これで終わりではありません!
今度はもっと分厚い素材の風船で試すことに。
「みんながストップ!って言うまで膨らまし続けるよ!」と五十嵐さん。しかし、小学生の皆さんからのストップはかからず、あっという間に巨大風船が…笑。
ここでも、実験をサポートするためにカボニューメンバーが登場します。
一瞬で分厚い風船のゴムは溶けて割れてしまいました!
五十嵐さんは、破れたゴムを手に取り、「このゴムは溶かしてリサイクルして、新しいものに生まれ変わります。化学を知ることで、また環境にいいことも知ることができるんですよ」と学ぶことの楽しさと地球にやさしいワザを見つけるヒントを教えてくれました。
応募締切は2/28まで!「地球にやさしいワザ」を応募して、クイズ番組で活躍中の鶴崎キャプテンに会おう!
地球号クエストでは「地球にやさしいワザ」をまだまだ募集しています。締め切りまで時間がありますので、思いついたよ!こんなのもあるよ!という小学生の皆さんは、是非ご応募ください!
地球号クエスト特設ページに公開されているワザと似ているものでも応募できますのでご安心ください。一人6回まで応募できるので、もう投稿したよ!というクルーもご応募お待ちしていまーす!
投稿されているワザはここからチェック👇
ワザを応募してくれた小学生クルーの皆さんには、オンラインでためられる 地球号クルーバッジがもらえるだけでなく、地球号クエストのキャプテンでもあり、クイズ番組に多数出演されている鶴崎さんに直接会えるイベントに抽選で参加もできちゃいますよ。
イベントの最後に、司会のお二人からも、地球にやさしいワザを見つけるヒントが伝えられました。例えば、「毎日、マイボトルを持ち歩く」や「100%再生紙のノートを使う」のもその一つ。遠くに目を向けるのではなく、自分たち身の回りで「地球にやさしいワザ」を見つけてみるのはどうでしょうか?
五十嵐さん!とってもステキな楽しい体験をありがとうございました。
イベントを通して、日頃から、不思議だな〜と思うことがあったら、「どうしてだろう?」「きっとこうなんじゃないか」と想像し、予想することが大切だと学びました。そしてそれが、気づかないうちに「環境にいいことにもつながっていく」のかもしれませんね。
まだまだ続く「地球号クエスト」企画!見逃さないようにチェックしてくださいね!
地球号クエスト、地球にやさしいワザの応募はこちら👇